Eames イームズ DSR ホワイト 2脚セットダイニングチェア

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Eames イームズ DSR ホワイト 2脚セットダイニングチェア

数あるイームズのアイテムの中でも最も支持の厚いDSRホワイト。DSRとは「ダイニング・サイドチェア・ロッドワイヤーベース」の略です。

イームズシェルチェアは、ニューヨーク近代美術館（MoMA）が主催した「ローコスト家具デザイン国際コンペ」のためにデザインされました。1948年、コンペに出品するため金属製のシェルチェア（背座一体型椅子）を作ろうとしていたチャールズとレイのイームズ夫妻は、新しい技術と素材に出会います。それがFRPと呼ばれるガラス繊維で補強したプラスチック。金属よりも軽く、とても丈夫。さらにローコストな素材。これがシェルチェア誕生のキッカケです。今、ヴィンテージと呼ばれるイームズチェアは、当時は全く新しい最先端の椅子でした。発売後、シェルチェアは瞬く間に有名になりました。北欧の木の家具に比べはるかに安価なデザイナーズ家具として、90年代初頭までたくさんの家庭や公共施設で使われることになり、その人気は今も色褪せることがありません。

リプロダクトやジェネリックと行った呼び名で類似品が数多存在するDSRですが、本品はドイツ・ヴィトラ（Vitra）社製の正規品です。ヴィトラ（Vitra）は、ヨーロッパでイームズアイテムの版権を持つメーカーで、2010年までは日本でもヴィトラ（Vitra）が製造したイームズチェアが流通していました。2010年末からはハーマンミラー（HermanMiller）社製に変更となり、これに伴いシェル裏面のエンボスロゴが「Vitra」から「HermanMiller」へとなりました。ヴィトラ（Vitra）名義の製品は、現在では新品では手に入らないということになります。現在、ハーマンミラー（HermanMiller）社製の新品は48,400円（税込）で販売されています。

本商品はDSR（ホワイト）の2脚セットになります。製造から50年以上を経たヴィンテージも存在するDSRですから、まだまだご愛用いただけると思います。使用に伴う細かな傷や汚れがありますので、気になる方はご遠慮ください。また、配送方法については、ご購入後にご相談させてください。